カニ通販の選び方~お正月・年末年始に失敗しない!

お正月、年末年始のカニ選び!絶対に失敗したくないカニ通販の選び方

タラバガニ、ズワイガニ、毛蟹の違い お正月に食べるならどれがいい?

普段あまり食べ慣れないカニズワイガニ、タラバガニ、毛蟹の違いと言われてもいまいちピンとこないのではないでしょうか?

またお正月に食べるならどのカニがおすすめなのでしょうか?

簡単に3つのカニの違いをご紹介します。

ズワイガニ

甘みのある身と濃厚な味の蟹味噌が特徴で、価格も他の2つより安い傾向があります。

ズワイ蟹は、松葉蟹や越前蟹というようなブランド名で呼ばれることもある蟹です。
甲羅はツルツルしていて、余り大きくなく足もスリムな蟹です。
味は甘みがあって蟹本来の旨味が感じられ、蟹味噌もとても美味しいのが特徴です。

 

タラバガニ

タラバ蟹は北海道以北で水揚げされる食べごたえのある蟹で価格はズワイ蟹より少し高くなります。
なおタラバガニは蟹味噌を食べないのが普通です。

タラバ蟹は、寒い北の海に生息しています。
日本では北海道のオホーツク海日本海が主な漁場となっていて、戦前の作家小林多喜二の小説蟹工船で描かれているものは当時のタラバ蟹漁の様子です。
現在でもオホーツク海のタラバ蟹漁は続けられていますが、水揚げ量自体は少ないのでほとんどがロシア産だそうです。
タラバ蟹は甲羅が大きく、脚が太く長いため、脚を広げた状態では1m以上あるのも珍しくありません。
タラバ蟹の水揚げは春から夏にかけてが大半で、北海道のオホーツク海で水揚げされるものは、流氷の関係で4月から5月がピークでこの時期が同時にタラバ蟹の旬となっています。
タラバ蟹の長く太い脚と肩は、タンパクで食べごたえがありますが、ズワイ蟹と違って蟹味噌は食べないのが普通です。
蟹といいますとズワイ蟹とタラバ蟹を指すようですが、蟹をたらふく食べたい時には迷わずタラバガニを選ぶべきでしょう。

 

毛蟹
毛蟹は3種の中では価格的に一番高いようですが、味には定評があります。
また蟹味噌が美味しいことでも知られています。

毛蟹は東北から北海道にかけての日本海及び太平洋、オホーツク海などに生息している蟹です。
ただ北海道で獲ってもよい毛蟹は、甲羅が8cm以上のオスだけと決まっていますので他の蟹に比べて毛蟹の漁獲高は少ないのが現状です。
上記のように毛蟹は水揚げ量がすくないため、少々割高になります。

 

蟹味噌もじっくり味わいたいのでしたら、ズワイガニか毛蟹をおすすめします。
蟹を食べた!という満足感を得たいのでしたらタラバガニがおすすめです。